| | 細かいことを言う様だけども
皆さん。 本日のお話は「別にそれで構わない、と私も思ってますよ。その上で細かいことを言う様ですけども…」ってなお話で、 「いちいち細かいこと言うなっ。んなの個々人の自由だろっ!」との総ツッコミが入りそうな、 どーでも良いというか、多少人をイラつかせるよーなお話となります。 僕自身も重々そう自覚した上で、あくまでも個人的な感想としてお話すんので、どーか予めご了承頂きたいと思います。
んじゃ本題です。
1ヶ月くらい前になんのかしら、偶然、浜田省吾さんのLIVE映像がTVで流されてるとこに遭遇しました。 そもそも浜田省吾さんは“TVに出ない最後の大物”と言われていて、 んな浜田さんがTVに映るってことはファンとしては貴重な瞬間で、やっぱ「え?何?何?」と注視しちゃいます。
僕が目撃したんは、 多分“自分が推したいアーティスト”みたいな主旨だったんじゃないかと思うけども、 お笑いコンビ『オズワルド』の伊藤さんが(伊藤沙莉さんのお兄さんね)、浜田省吾さんを紹介してる、みたいなシーンでした。
大体こーゆー時は、そのアーティストの代表的な、ファンでなくても知ってんじゃないかと思われる曲がチョイスされる、 浜田省吾さんで言うなら、例えば『J・Boy』とか『悲しみは雪のように』だとかだと思うんだけども、 こん時は『Money』という曲で、シングルカットされて一応売れたには売れた、 でも万人が知ってるかなと言えばJ・Boyよりはマイナーかなあ、これを流すんかあ、と僕は思いました。 (伊藤さんがMoneyをリクエストしたんだと思いますけども)
で、TVで浜田省吾さんが流れんのは嬉しかったんだけども、ちょっとだけ引っ掛かることがありました。
画面では楽曲『Money』が流れている、伊藤さんはその映像を観て「かっけー」と感動してる、 丁度そのタイミングで、同曲の歌詞である“いつかこの手に 掴むぜBig Money”の箇所が流れ、 浜田さんも手を出して掴み取る様なアクションをしており、一瞬そういう意味の歌に思える(俺は大金が欲しいんだぜ的な)、 本来この楽曲にはもうちょっと深い世界観が描かれてんだけども、 そこだけ聴くと、どうしてもただ大金を欲しがってる…何なら浜田省吾自身がそう願って歌ってるとも取れそうな、 んな気がしたんであります。
はいはい、理解してますぞ。 いくらファンじゃなくても、その曲を知らなくても、皆がそう思うかっちゃーんなこたーない、心配し過ぎだ、 それは重々解っておりますぞ。
ただ逆に、『Money』の世界観はなかなか考えさせられるストーリー、裏設定があり、折角の機会にもし誤解されてたら勿体ないなあ、 僕はんな風に思ったんだよね。
この楽曲を極々簡単にご説明すると(本来は説明するもんじゃないんですけども)、 さびれた町にある工場が舞台、蒸発してしまった父親の代わりに兄弟がその工場を切り盛りしてる、 兄はそういう立場になったことで自分の夢を諦めて必死で弟を育ててんだけども、 弟は複雑な環境から精神を鬱屈させており、金持ちの男と逃げてしまった彼女のことも含めて、 「いつか奴らの足元に大金を叩きつけてやる」と恨んでる、 つまり、主人公が「金が欲しいっ」と思ってんのは精神的な復習のためであり、ただ単純にお金持ちになりたいってことじゃない、 これがこの曲『Money』のテーマだと思うんだよね。
僕が伊藤さんキッカケであらためて『Money』という楽曲について考えたとき、 これもしかして浜田省吾さんが敢えてそうしてんのかなあ、だとしたらすげーなーって思ったことがあったんだけども、 この曲、日本語で語られる物語の合間に、短い英文が挟まれてて、 日本語を読むと弟が鬱屈した過程が語られてる、でも英文の意味を知るとその裏にあるこの曲のテーマみたいなもんが解る、 ある意味、深く知ろうとすると(英文に注視して意味をくみ取ると)「ああそういうことだったんだ」が解るという、 僕の言うところの“ピカソ理論”そのものの様な作品だと気付いたんだよね。
因みに英文の箇所は(抜粋)、 Money, Money makes me crazy. (一番と二番では“me”の部分がhim(兄を指す)やher(金持ちと逃げた彼女を指す)になってます) Money, Money changes everything. 最後に「いつかこの手に掴むぜBig Money.」に続いて、 I've got nothing,nothing to lose.、 これを、全体を通して意訳すると、 金だ!金が兄貴を狂わせたんだ! 金だ!金があいつ(彼女)を狂わせたんだ! 金だ!金が全てを変えてしまう、ああ俺にはもう何もない、失うものなんて何もない! んな感じになんじゃないかなと思います。辞書で調べました。
僕は初め、お兄さんが苦労して育ててくれてんのになんでそのお兄さんを恨むんかなあってのが解んなくて、 弟はただのひねた奴なんだって思ってました。 でも英文の意味を知った時、弟は「大金さえあれば兄貴も彼女も幸せに出来た。くそっ!金が全てを不幸にしてるじゃねーかっ」、 こう思って鬱屈したんだなあってことが解り、もっと言えば「本当にお金があれば幸せなのか」を問うている、 んな解釈も出来る、なかなかに深い歌なんだなあってことが解りました。
最後に念のためもっかいお話しておきます。 あらゆるアーティストのあらゆる楽曲は、ただ聴いて楽しめば良いと僕も思ってます。 例えばLIVEで『Money』のイントロが流れると、観客は総立ちとなり、 中には口笛やシャウトで「待ってましたっ」的なリアクションをする方もみえます。全然それで良いのです。
ただ一方で、あらゆるアーティストのあらゆる楽曲にはその曲に込められたテーマがあり、それについて考えることは有益なことである、 そうも思うんであります。
細かいことをいちいちすんませんでした。 カモンっラケンロー!
浜田さんの楽曲ん中でも恐らく一番ロック色の強い曲だと思うんで、 「カッコ良い」「パワーをもらう」などの感想が多く、 それが相乗効果を生んで、どうしても“Big Money を掴むぜ!”と取られがち。 流れるものの中から何を感じ取るかが音楽だとは思うんだけども、その曲のテーマを深く知ることも大事かと思います。
んじゃまた明日! |
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| | “ショーヘイちゃん”の話 後編
(昨日からの続き) 笑福亭笑瓶さんに似てるってことで、まんま“ショーヘイちゃん”と呼ばれてる色んな意味で凄い人。 Q君曰く、 ・ 一人で世界中あちこちの国を渡り歩きながら暮らしている ・ 立ち寄った方々の国々に“彼女”がいる ・ 彼女らは皆ショーヘイちゃんのその“愛人の数”を知ってはいるが、全員がショーヘイちゃんにぞっこんで、私こそ一番の彼女よと思っている ・ 念のため再度言うが、顔は笑瓶ちゃんにそっくり、背も160あるかないかで華奢な体型、なのに世界中の女性から愛されてる との事で、 そう言いながら見せてくれた写真を見て、僕はある意味感動しました。
もし100人の人を並べて「この中で笑福亭笑瓶に一番似てる人を探して下さい」と言われたら間違いなく彼を指す、 そんくらいホントにホントに似てるし、全く筋肉質でも背が高い訳でもない、失礼だけどもマジでお猿さん的見た目、 (探せば写真も持ってんだけどもやっぱネット上には掲載出来ません) その彼はもう、ショーヘイちゃんっちゃーあまりにもショーヘイちゃん過ぎて逆に感心、 しかも世界中を渡り歩きながら生きてて何十人もの彼女が居る、愛人だの不倫だのが(特に当時は)正しい正しくない以前に、 「へ?この人が?ホントにこの人が世界中の女性からモテまくってんの?」 半信半疑ながらQ君がそう証言すんならそーでしょーと、羨ましい様な羨ましくない様な、何とも言えない気持ちになりました。
ここで話して良いもんかどーか、 ショーヘイちゃんの逸話は数々あれど、Q君とショーヘイちゃんの間だけで“笑い話”となってる話があって(あくまでも当時の話)、 ある国である女性を好きになったショーヘイちゃんは、二人きりでドライブした夜に、車内でいきなりその女性に“襲い掛かる”、 女性は大声で悲鳴を上げながらヒールで蹴って窓を割ろうとする、ショーヘイちゃんの顔や体を殴って必死で抵抗する、 ところが数分後、女性は自らショーヘイちゃんに抱き着いてキスの嵐、 その後違う国に行こうとするショーヘイちゃんを尾行して、なんと自分でもチケットを取って同じ国に追い掛けて来ちゃった、 そんくらい女性を虜にする魅力が彼にはあるらしいんだよね。
皆さんも疑問に思われることと思うんだけども、 んな世界中を渡り歩けるよーな財力がなんであんの?と僕も不思議に思いQ君に聞いてみたところ、 今で言う『孤独のグルメ』のゴローさんみたいな仕事をしてるらしく(個人経営みたいな感じ?)、 一応はなんやかんや買い付けに行ったりサンプルを見せて取引したりしてるってことで、遊びも兼ねてんだけど仕事もしてる、 そういうことみたいでした。
まあショーヘイちゃんくらいバイタリティーがありゃあ、そんくらい訳もないことかも知れません。
さてある日。 Q君がいよいよショーヘイちゃんを連れて僕の部屋に来てくれました。 僕は、あこがれの人に会うって程のテンションではなかったけども、3人は同い年だし、 何よりQ君から次々飛び出す彼のエピソードは、さながら冒険小説の様に面白く、聞いてみたい話は山ほどあったし、 人見知りの僕でもあんま不安はありませんでした。
「山田君、ショーヘイちゃん」 Q君がそう言いながら紹介してくれた“ショーヘイちゃん”は、実物を見るとさらに笑瓶ちゃんで、 何度も言うけどもホントに華奢な身体、空手をやってる僕からしてみれば所謂“ケンカしても一発で勝てそう”な感じ、 僕は心から「へ?この人がぁ?」と思いながらこんにちは、と挨拶しました。
いよいよ“本物”と会った僕は、こっから色んな話をして、もしかしたら友達になったりすんのかな、んな風に思いました。 また、この『正直日記』の流れから言えば、ショーヘイちゃんと僕の、何かしらの逸話がひとつくらいはありそうなもんです。
ところが意に反して、この出会いは出会いですらありませんでした。
けんもほろろ、んな言葉があんだけども、 挨拶の後、この子が山田君だよ、そう紹介されたショーヘイちゃんは、な〜んにも言わずに「あっそっ」みたいな表情であくびをして、 俺○○に行きたいんだけど、と即Q君に提案しました。なんか買い物がしたかったみたいでした。
Q君は気を遣ってくれて、しばらく3人で会話を交わした…みたいな雰囲気にはなったけども、 ショーヘイちゃんは既に心ここにあらずで、結局30分もしないうちにQ君とショーヘイちゃんが帰り、 僕はまた部屋で一人過ごすことになりました。
ただ不思議なんは、 ショーヘイちゃんは、んな態度ではありながらも全然失礼な感じには思えなかったんであります。
何故か“それでいて魅力を感じる”“たとえ失礼でもそこに居るだけで面白い”、んな感じで、 なんちゅーか、別に僕を無視するってことでもなく、かと言って何か話を振ってくれる訳でもない、 なのに「もうちょっと居て欲しい」なんて思っちゃう、 実に不思議な感覚になったんであります。
こん時の状況をどうお話すりゃあ正確に伝わんのか難しいんだけども、 なんかね、僕の男としての小粒ぶりがさ、ショーヘイちゃんと会った瞬間に悟られた感じで、 ショーヘイちゃんにとって僕は、見えてはいるけど全く関心を持たない、 何を話しても「ああそうなんですか」とシャッターを下ろされちゃう感じ、 でも決して失礼でも意地悪でも腹が立つんでもない、何とも言い表せない雰囲気だったんだよね。
たまたまカナダによ寄ってQ君と遊んだショーヘイちゃんは、いつしかまたどっかの国に行っちゃったらしく、 Q君はその後、また一人で僕を訪ねてくれる日々となりました。
ショーヘイちゃんとの出会い(出会いじゃないけど)が僕に良い影響を与えたんかどーか、 結局僕は、後になって自分の空手道場を立ち上げて、自営業の道を選ぶことになんのであります。
多分僕ん中のどっかで、けんもほろろなショーヘイちゃんを見返したいってのもあっただろうし、 人って勇気を持てばあんなにも自由で充実した人生が送れんだな、なんて思って、それに憧れたんじゃないかと思います。
世界中に彼女が欲しい、とは思いませんけども。 (“ショーヘイちゃん”の話・完)
んじゃまた明日! |
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| | “ショーヘイちゃん”の話 前編
30歳になったばかりの頃…だったと思うんだけども、 僕は当時友人だったQ君に着いていく形でカナダに行き、そのまま二十日間弱滞在してたことがありました。 てこのお話自体はもうこの『正直日記』でもこすり続けて来たんで、 皆さんは既に「はいはいもーわかりましたよその話は」ってな感じかと思います。
今日のお話は、そのカナダ滞在中に知って感じたお話で、 僕のカナダ渡航の経緯が若干関係してくるってな背景もあんので、まずはその辺の事情からお話します。
当時僕はある小さな印刷会社に勤めてて、 空手も修行中だったし、音楽活動もしてたし、仕事自体も好きなジャンル、社内に仲の良い先輩なんかも居て、 人生を謳歌するって意味ではまあまあ充実してました。
ただ、同僚に、頭もよく仕事も出来、おまけに口も達者な女性が居て(5歳くらい年下)、 その人がやや僕を下に見てる感じ、特に仲の良いパート主婦さんと揃うと余計パワーアップするみたいなとこもあって、 僕は決してその女性が嫌いな訳じゃなかったけども、何ちゅーかいじられキャラ的な位置にいる自分が情けなくて、 なんとな〜く「もっと自分に自信が持てる様になりたい」なんて思う様になりました。
んな折、友人Q君がカナダの大学で勉強することになり、 当時悩みや近況を語り合う仲だったQ君の助言もあって、僕もQ君に着いてカナダに行き、現地で別々に生活、 Q君は何年か滞在、僕は1カ月弱で帰国、んな段取りとなったんであります。
充実はしてんだけどもな〜んか自分が情けないキャラになってる、 当時の僕は今とは違って、言い返すことも出来ない、常に隅っこに申し訳なさそうに居る様な、んな感じの男で、 自分でもんな自分を変えたいと思ってる、Q君はんな僕の悩みを含んだ形で渡航を勧めてくれる、 僕も「お〜しっ俺も男だっ!いっちょやってやるか」的に自分を鼓舞し、いきなり海外で一人暮らしをする、んな挑戦となったんだよね。
因みにこん時、当初は二人一緒に搭乗するはずだったんが、Q君と僕のフライトチケットが何故か別便になっちゃって、 僕は人生で初めての渡航なのに、たった一人でカナダに行き、たった一人で滞在手続きをして、たった一人でアパートを探して住む、 (アパートは予め日本で旅行会社にて契約済み。場所を探して管理人さんと会い説明を受ける) 急にんな初めてづくしのTaskを強要(?)されるという、恐ろしい事態となりました。
今思えば、恐怖におののきながらもよくやったなあと自分でも感心します。
さて、Q君は日々大学に通い勉学に励む生活なんだけども、 僕はと言えば、ただカナダに来てアパート暮らしを始めたってだけで、取り立てて目的も目標もありません。
強いて言えば、それまで家族と一緒に実家暮らしだったんが、 言葉も通じない異国でいきなり一人暮らしを始めたという、そのことそのものが自分に課したひとつの課題であり、 ホントの意味での“自力”ってもんが自分にあんのか、それを問うってのが目的っちゃー目的でした。
なんで、僕は英語も話せないまま外に出て、一人でスーパーに行ったりどこまで歩けるか探検に行ったり、 (比較的方向音痴の僕は、これはこれで訓練になる) 今の生活でもやってる様な自炊生活にチャレンジしてみたり、充実した日々を送ってました。
以前にもお話したかしら、カナディアンの方々は日本人には皆さん親切で、 一度一人でジャスパー(山脈が見える郊外の国立公園)に行こうとして、グレイハウンドバスに乗った時、 運転手さんにチケットを見せて、これで合ってるか、降りる場所は何処かを確認して席に着いたんだよね。
で、ドキドキしながら「多分次で降りるんだな」と思ってたら、急に前の席の若い人がひょこっと顔を出して、 「あなたが降りるところはここです」みたいなことを言ってくれた、なんてことがありました。
どうやら運転手さんが“右も左も解んないジャパニーズが乗って来た”ってことで、 わざわざ僕の前に座ってる人に「後ろのジャパニーズを頼む、ジャスパーで降りるらしい」みたいなことを言ってくれたみたいで、 それを聞いた若い男性も承諾、この怪しいジャパニーズに親切に教えてくれたってことの様でした。 や、優し過ぎるぞカナディアン!僕は今でもその方の顔を覚えてます。
まあ、言ってみれば、んなバカンスみたいな日々を送ってたんだけども、 ある時Q君が僕のアパートを訪ねてくれて、開口一番んなことを言いました。 「山田君にぜひとも合わせたい子が居る。その子がいよいよカナダにやって来るらしいので、機会が合えば一緒に会おうよ」
笑福亭笑瓶さんに似てんので、“ショーヘイちゃん”と呼ばれてるらしいその人は、 とにかく色んな意味で凄い人だということで、その人と会えばきっと刺激を受けるだろうと、Q君はニコニコしながら言いました。 (明日に続く)
んじゃまた明日! |
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| 天ぷら道、次のステップへ
ていうかさ、 今あらためて思うとこの“天ぷら道”って言い方、僕の主旨では適切な言い方じゃないよね。 そもそも天ぷら道ってな言葉そのものは造語で、何かを目指します的な意味合いで○○道って言うんは間違っちゃいないけども、 なんちゅーか、敢えて○○道って名付けると、その裏には並々ならぬ決意や高尚な境地みたいなもんがイメージされて、 逆に趣味です、楽しみますみたいな入りだと「その道を茶化してんのか」と思われそう … な気がすんだよね。
かと言って、天ぷらが上手くなりたい、鼻歌交じりでも美味しい天ぷらを揚げられるよーになりたい、 僕のこの気持ちは軽いっちゃー軽いけども本気ではある、 んじゃあ○○道じゃないんなら、どんな名付け方が適当なんかなあと悩んだりもすんのです。
やっぱり『天ぷらチャレンジ』ってのがいっちばん妥当なんかしら。 天ぷら道を極めたい、何て言うから大袈裟に聞こえんでしょーな。
さて、3月11日付け『正直日記』でもお話した、僕の“鶏肉揚げ物三種チャレンジ”、 お陰様で微妙に失敗はあったものの、一応は無事に三種目の鶏天ぷらまで美味しく頂くことが出来ました。
これで今後何度やっても揚げ物は上手に出来るぞ、と自信を持った訳じゃないんだけども、 そもそも天ぷらが好きな僕は、 こうなって来ると「んじゃあまた唐揚げから…」ってよりは「他の具材で天ぷらを作り食したい」と思う様になり、 実は先回、業務スーパー御用達のブラジル産鶏肉が残り二つになった時点で、野菜も交えた天ぷらにチャレンジしてみたんだよね。
天ぷらっちゃーもー色んな具材で美味しいもんが目白押しなんだけども、 如何せん僕は“一週間の食費1000円とちょっと”ってなエンゲル係数ぶり、加えて今は野菜も高価、 贅沢は出来ないなと自分に言い聞かせ、 ・茄子 ・オクラ ・大葉 をチョイス、 (これでも充分贅沢) そうだそうだと思い付き、ソーセージも天ぷらの具材として購入してみました。以前YouTubeでソーセージ天ぷらを観たことがあったんだよね。
野菜の天ぷらといえば、小エビや玉ねぎ、ホウレンソウなんかの“かき揚げ”をイメージするし、 僕もあれをカシュっと食べんのが好きなんだけども、 天ぷら道超初心者の僕としては、チャレンジする傍から「絶対バラける自信がある」と自覚する始末、 大葉ですら「あ〜ら、こんな薄物上手に出来るのかしら?おほほほほ」とザーマス奥様に見下されそうなんで、 今回はしっかりした個体でもって天ぷらに挑戦することにしました。
や、茄子の天ぷらなんて上手に出来たら確実にGo To The heaven、かき揚げを諦めても余りあるラインナップです。 鶏天ぷらは十分に練習になったし、野菜は下味も要らない、水分を含んでる訳でもない、多分上手くいくぞ、 僕はそう思いながらいよいよ野菜天ぷらに挑んだんであります。
結果、敗北しました。
 鶏天ぷら、茄子、オクラ、大葉、ソーセージという豪華な顔ぶれ。 でも一目瞭然ですな、揚げ過ぎで焦げてます。
失敗したくなかった僕は、多少慣れたぞとは思いつつも天ぷらに関する動画を幾つかYouTubeで観て、 天ぷら粉は絶対に混ぜない、冷やすとベスト、打ち粉は少量で良い、茄子は飾り包丁を入れておく、出来れば短冊にする、 んなことを学んで、全部守ってやってみました。
んがっ。 心配性の僕は、泡のぷちぷちが静かになっても「まだ揚がってなかったらどーする」と慎重になり過ぎて、 ホントはもう十分揚がってんのに「いんやまだまだお前は油の海を泳ぐのだぁっ」と箸でちょんちょん突き続け、 結果「やめときゃ良かった」と後悔に涙することとなったんであります。 せっかちなのに慎重派て意味わかりませんけども。
ただ学んだんは、野菜を揚げる場合片栗粉は少量にする、天ぷら粉もちょっとだけ付けてさらっと揚げるってことで、 僕は「要はやり方は間違ってなかった、ただ揚げ時間に気を付けりゃあ良いんだ」と言い聞かせ、 あくる日もっかい同じチャレンジをしてみました。
 顔ぶれは多少変わったけども、揚げ具合はまあまあ。 茄子が滅茶苦茶美味しかったです。
今回は野菜の天ぷらなんで王道の天つゆを作成、鶏天ぷらもそれで食しました。 完全に上手く出来たってこたーなかったけども、まあ自分でこしらえたもんだし、何より自宅で出来立ての天ぷらが食べられる、 んな幸せを味わえると思えば、多少難ありってのも逆に“アジ”があって良かったなあと思います。
まだまだ経験が少なく、“本番”ではわちゃわちゃして方々に天ぷら粉が飛び散んだけども、 出来上がりが楽しみって意味では楽しいなとも思うんで、また機会を見つけてチャレンジしたいと思います。
んじゃまた明日! |
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| 天ぷら道を極めたい 後編
(昨日からの続き) “鶏肉揚げ物三種チャレンジ”第二回目一回戦、鶏唐揚げへの挑戦、 一応は鶏唐揚げだと言って良い出来ではあったものの、作り方が下手&知識不足で不覚にも真っ白な唐揚げとなり、 若干の残念さを感じつつも「こりゃまあ引き分けってとこかな」とセルフ審判を下し、 次なるチャレンジ、強敵チキンカツに挑みました。
ん〜チキンカツ。 言葉にするだけでヨダレも出そうなくらい大好物なれど、 なんせ僕には、初戦で“初脱ぎヌード”なカツをこしらえちゃった苦いトラウマがあり(もはやカツでもなかった)、 その敗因となった“揚げる前にパン粉をぎゅっぎゅっしなかった”、とにかくこれだけは絶対に怠らないぞと心に決め、 ドキドキしながら第二回戦に臨みました。
因みに下ごしらえは唐揚げん時の手順から醤油とお酒を抜き(つまり液体は付けない)、 そん代り、僕の場合は“大好物の玉子を繋ぎに使うんは勿体ない”ってことでマヨネーズを代用、 下味が付いた鶏肉にマヨネーズをヌリヌリし、その後パン粉のプールにダイブさせ、とにかくもーひたすらぎゅっぎゅしました。 さすがの鶏肉さんも「いたいいたいいたいいたい何すんだコケコッコー」と言いそうで、 それは虐待だっ!と炎上しそうな勢いでした。
 お陰様でまあまあの出来 … と言いたいとこですが、 いっこだけ揚げ過ぎて“ドーベルマン色”となり、それは別の個体で隠蔽してあります。
もうちょっと早めに油から出した方が良いなってことを学び、いよいよ第三回戦、憧れの鶏天ぷらへと駒を進めました。 ドーベルマン色になった個体は、鶏肉が分厚い部分で揚がったかどうかが不安になり、それで揚げ過ぎたってのが原因、 それを避ける意味もあって、今回の鶏天ぷらはいつもより小口で切りました。
昨年夏の回でも結論として出たんだけども、 天ぷらは、最後に付けんのが液体だってのがやり易さを手伝っており、 僕個人的には粉ものを付けて油に投入するよりはこっちの方が簡単で、 ためにチキンカツん時の様なトラウマがなく、あんま不安は有りませんでした。むしろ“待ちに待った決戦”みたいな感じでした。
そのせいか … 。
 特にネタ感もなく今回も普通に出来ました。 唐揚げ並みに小さく切ったんで揚げ時間も少なかったです。
これは鶏天ぷらを調べてく中でどっかで見たんかしら、僕は鶏天ぷらはからしポン酢で頂くんが好きで、 天つゆも美味しいけども、今回もからしポン酢+ごま油少々で頂きました。
さて、今回の“鶏肉揚げ物三種チャレンジ”、 思い掛けず白くなった鶏唐揚げ、出来が不安で揚げ過ぎたチキンカツ、んな多少の失敗はあったけども、 前回よりもあんま調べずに作って出来たこと、 何より見た目はどうあれ全種すんごい美味しかったこと、 この二つを鑑みるに、まあまあ揚げ物チャレンジは成功だったんじゃないかとセルフ審判しました。
最後にチャレンジした鶏天ぷらで、僕はいっこだけ「これは困るなあ」ってな問題がありました。 それは、鶏天ぷらに限り、予め用意した衣の材料がどうしても余っちゃうってことで、 今回はそれを天かすにしてお味噌汁に大量投入したけども、これをどうにか解決したいなあとは思いました。
唐揚げやチキンカツは最終的に片栗粉やパン粉を付けんので、袋から小出ししながら出来んだけども、 天ぷらは最後液体を付けんので、ある程度の量を予め作っておく必要があんだよね。 揚げてる途中で無くなんのは絶対避けたい、そーなると「多いかなあ …」なんて思いつつも敢えて多めに作る、んで余る、 もっと経験を重ねて、目分量でもジャストに出来る達人を目指さなきゃな、と思いました。
また日を改めて、今度は鶏天ぷらだけじゃなく、野菜や魚介類の天ぷらにも挑戦したいと思います。 人から趣味を聞かれたら、そば打ちならぬ“天ぷら揚げ”って言おうかしら。
何はともあれ楽しいぞっ揚げ物チャレンジ! (天ぷら道を極めたい・完)
んじゃまた明日! |
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