名古屋市 北区 西区 空手


山田塾長正直日記

2024年05月05日
小生、しらす丼の次はこれにハマる


こどもの日ですな。
何年か前にも『正直日記』でお話したけども、
最近(じゃなくて何年か前から)、ホント“鯉のぼり”をとんと見なくなりましたなあ。
僕が子供の頃には近所のあちこちで空に大きな鯉が泳いでて、五月晴れに映えるそれはいかにも雄大で、
ビンボー山田家には当然鯉のぼりはなかったものの、僕ん家の玄関先から見える2軒先の鯉のぼりを見ては、
それをまるで自分のものの様に思いながら楽しんでました。

あ、因みに“巨大物恐怖症の人は鯉のぼりも恐い”ってな説もあるらしいけども、僕は鯉のぼりは全然平気でした。
多分自分的には、お父さん鯉でもあんま大きく感じなかったんじゃないかと思います。

こどもの日っていうと思い出すんが、母子家庭に送られる動物園への招待券で、
多分これは名古屋市がそうしてたんじゃないかと思うけども、ある学年の5月になるとそれが送られて来て、
確か家族全員それを使って動物園に入れたんかしら、それには“おもちゃ引換券”も付いてて、
入園してある場所に行くと、台の上にいっぱいのおもちゃが並んでて、男の子用、女の子用、それぞれ好きなもんを一つだけもらえる、
んな、子供にとっては天国みたいなイベントもありました。

今でも強烈に覚えてんのが、
僕がおもちゃを選んでる横に、僕と同じくらいの男の子が来て、僕もこのおもちゃ欲しいと親御さんにせがむと、
「これはね、お父さんやお母さんが居ない子だけがもらえるもんなんだよ」と母親が説得してたってな風景で、
僕は、これを思い出す度に、ああ昔の親ってのはちゃんと子供の我がままを諭してたんだなあと微笑ましく思います。

決めつけちゃいけないけども、現代は下手すると「なんでうちの子にはもらえないのっ」なんて詰め寄る人も出て来そうな気がします。
んでまたその様子をSNSで拡散されたりしてね。

さて、先月「ご飯に合うおかずを探そう」ってことで見付けた“しらす丼”。
しらす丼自体は別に過去にも作ったことはあり、特に珍しいってもんでもなかったんだけども、
久し振り&熟成炊きの美味しいご飯ってのが功を奏して「しらす丼最高ぢゃないの」となり、
2〜3週間続けて食べても平気なメニューとして、僕の食生活の一時期を彩ってくれました。や、ありゃあホント美味しかったです。

以前の僕は、まあ自炊すんのでそうそう珍しいもんが作れる訳でもなく、
一応美味しいもんを食べたいってなベースはあるもののある意味惰性の食生活で、逆に言えば“不味くなきゃ何でも良い”、
ために面倒っちい時はもう「今週もまたアレで良いか」と大体3〜4種類のメニューを行ったり来たりな感じで、
先日お話したみたいに、TVで美味しそうなメニューを観てもあんま気力はなく、どうしても「まいっかあれで」と偏ってました。

もうね、100円shopで適当なもん買って来て適当に炒める、余程面倒な時はんな食生活をしてました。

それが“熟成炊き”なる機能に感動して以来、どうせならこのご飯を最大限に楽しめる食事にしようと思い立ち、
自分ん中じゃ「そりゃ焼肉が一番でしょーよ」と思いつつも、敢えてそれを避けて探すことにした、
その流れでハマったんがしらす丼でした。

しらす丼にハマった理由が“久し振りだった”ってのがあり、んじゃあってんで僕は、他になんか久し振りなもん、
しかもご飯を活かすって意味で美味しいもんはないかと色々考えたら、
ありましたありました、そうだ、一旦これを食べたらもう、何ならそれを何週間続けてもきっと平気だろうという、
僕ん中ぢゃ格好の食材、それを思い出しました。

はい皆さん、もしや予想外の食材でしょーか、それは“長芋”なんであります!

僕は色んなジャンルん中でも実は芋類が大好きで、長芋のすり下ろし、つまりとろろは里芋の次に大好物、
スーパーに行くとこれも結構高いんで大好物の割にはあんま食べられてなかったんだけども、
久し振りって意味ではしらす丼と同じ、てことはもう、至福の時間を過ごせんのは必須、思い付いて即決定しました。

その幕開けが、タイミングよくWEPを控えた日だったんで、
僕は「まずマグロ丼で長芋を食べる、んでそん次からはとろろうどんにする」そう決めて何パックかの長芋を調達しました。


もしや“何年振り”レベルかも知んない『マグロ丼』

僕が作るマグロ丼はひつまぶしみたいにご飯の間に具材が入ってるってな特徴があり(これはしらす丼も同じ)、
材料はネギ、大葉、マグロ、海苔とシンプルで、
熱いご飯の間にお刺身を入れるとカツオのたたきみたいに表面が白くなんので、ある程度ご飯を冷まして作る場合もあります。
表面が変わっても気になんない時は、ご飯は熱いままで作ります。

もちろん薬味とお刺身だけを乗せて、海鮮丼みたいな感じで食べても良いんだけども、
や、皆さん。
これに長芋を乗せるか乗せないかでは、んもう雲泥の差がある、と個人的には思います。
ご飯もマグロもトゥルっトゥル入っていく、そののど越しの感覚がもー病みつきだわ普通に美味しいだわで、
これはしらす丼の記録を塗り替えるかも、んな予感がしています。

あ…。
今思い出しました。
マグロ丼に長芋を掛ける、これって『山掛け丼』ってな名称でしたな。

とにかく、しばらくはとろろうどん、とろろご飯、WEPでは山掛け丼、これにハマることにしますです。



んじゃまた明日!
2024年05月04日
という訳で…


僕のアルバイトは祝日も出勤となってて(これは面接時に僕が自分で希望した)、
ゴールデンウィークといえども僕は今日も栄方面駐車場に出勤、
只今4日土曜日午前8時38分、例によって管理室にノートPCを持ち込み、こうして『正直日記』を執筆し始めました。

僕のシフト8時間のうち、昨日は結局入庫された車が1台、
駐車場利用とは関係ないテナントさんのご出勤が4社だったんで鍵をお渡しすんのが4個、
後はもうお陰様で何も起こらず一日は平和に過ぎて、実質の実働時間をぎゅ〜っと凝縮すると、5分あるかないかくらいでした。

今朝は毎週みえるゴミ回収業者さんがお一人、
んで鍵の受け渡しの必要がないテナントさん(常時鍵を持っている)がお一人みえただけで、
いつもの土曜日ならもう2〜3社出勤されるところ、今んとこどなたもおみえになりません。

通常は丁度今ぐらいから(8時53分)朝の出勤ラッシュが始まんだけども、
今日は土曜日の上に祝日なんで、もしや昨日以上にビル内は閑散とするかも知れません。
今朝はおにぎりも何も買わずに来ちゃったんで、やがて襲って来る空腹地獄に戦々恐々しております。

さて、
昨日『正直日記』でもお話したんだけども、
事程左様に今年の5月ゴールデンウィークは僕にとって“嵐の前の静けさ”的状況、
いよいよ来週金曜日には、研修わずか8時間で詰め込んだ新しい仕事に緊張しつつ、初めての勤務地への初出勤、
僕は今、ゆったりしたい、でも心穏やかではないという、なんとも複雑な心境にざわざわしてんのであります。

ていうんも、
まあ仕事ってのは何でもそうだと思うけども、
研修受けて“やり方”は教わった、メモや書面を見ながら頭ん中でシュミレーションも繰り返した、あとはやるだけだ、
これで少なくとも「準備はしたぞ」ってな状態ではあれど、
やっぱいっちばん重要なんは頭で覚えただけじゃなく“経験していくこと”、
つまり、いくら自分で大丈夫だ大丈夫だと思っても、実務を経験してみなきゃ出来てんのかどうか解かんない訳で、
それが判明するまではどんなに自分を落ち着かせようとしても無理なんだよね。

こういうとこに小心者ってのが出んのですなあ…。

で、
という訳で…ていうか何というか、
通常のアルバイトお休みである日曜日と月曜日が、上手い具合にゴールデンウィークと重なった今年、
折しも「これが過ぎたらいよいよ新しいチャレンジだっ」てな今週、
そんならそれでここは一つ開き直って、この嵐の前の静けさをむしろ楽しんでやろうぢゃないのと無理くり決意して、
今日から6日月曜日までの週末を《スペシャルWEP》として過ごそう、んな計画を立てました。

つっても僕にはどかんと出せる軍資金もないんで、
ホントは旅行にでも出掛けたいとこをそこはグッと我慢、出来る範囲内で“派手にお金を使い”、
自分で楽しいなあ満喫したなあと思えばそれで良しレベルのWeekend Enjyoy Projectを楽しむことにしました。

今朝のDaily Planで色々と考えてみたんだけども、
今回のWEPは日頃「出来れば行きたい」「出来ればやりたい」と思ってずっと叶わなかった“日常普通に出来ること”を消化しよう、
んなテーマが浮かんで来て、まず筆頭候補なんが“浜省DVDを鑑賞する”、
そん次に“ホントは通いたいのになかなか行けてないお店に行く”、これはまず絶対叶えようってのがMUSTとなりました。

浜省ファンとして、CDはもちろんLIVE DVDはリリースされれば多少無理してでも購入する、
んで1回はすぐに鑑賞すんだけども、CDは車ん中や日頃部屋でも聴けるとして、DVDはなかなか通して観られる時間がないんだよね。
僕はLIVE DVDの「この曲だけ聴く」ってのがダメで、鑑賞すんなら全編通して観るってな癖があんので、最低2時間は必要なんであります。
今週末のWEPは予め時間を決めて、せめてDVD1枚分くらいは観ようかなと思ってます。

日頃行きたくても行けないお店、これは僕ん家から車で5分くらいんとこにある小さな定食屋さんで、
丁度僕が食事する15時〜16時辺りがお店の休憩時間になってる、ご飯大盛はあんだけども僕には足んない、
それで普段は行くのを諦めてんだけども、
このお店のチキンカツ定食がまー美味しくて美味しくて、今回の機会に、僕のイベントとして久し振りに行こうと決めました。
ご飯足んなかったら帰ってからまたなんか食べりゃあ良いし。

それと、第二候補として浮かんだんが“一人焼肉パーティ”。
WEPっちゃー“一人〇〇パーティ”開催ってのが一番の楽しみなんだけども、今回はそれよりもチキンカツ定食を第一候補にしたんで、
そのための軍資金として1000円ちょっとを捻出するとやっぱ一人パーティを開催出来るほどの残金はなくなる、
でも、焼肉ってんなら選ぶお肉のレベルを下げる─例えば業務スーパーとか─みたいな工夫をすりゃあもしや可能かもとも思い、
ここは予め方々からお金をかき集めて軍資金を作り、そっから逆算して考える、その作戦で行こうかなと思ってます。

つってもね…。
今日の時点で録画してまだ観られてない番組が8時間分くらいあって、それ観ないとどんどん溜まってく状況、
浜省DVDを観られる余裕がないってのが現実なんだよね。
こうなりゃ睡眠時間を削って時間を作るってな方法もあんだろうけども、睡魔に抗う自信もないし、
現状なかなか手放しで楽しめない気もすんのであります。

なんとか策を練って、WEPを満喫出来る様にしたいと思います。



んじゃまた明日!
2024年05月03日
嵐の前の静けさ、というか何というか


只今3日金曜日午前9時11分、
相変わらず栄方面駐車場でのアルバイト、待機時間を使って『正直日記』を執筆し始めました。
今日は憲法記念日、祝日なんでビル内のテナントさんのほとんどがお休みの模様、
いつもなら今丁度出勤ラッシュの真っ最中だけども、今朝は1台入庫があったのみで、今んとこビル内は閑散としております。

僕のシフト先である栄方面駐車場は、一応祝日や日曜日でも営業すんだけども、
今日みたいに休日とシフトが重なった日はすんごいラッキーで、
普通の駐車場だとむしろ休日の方がお客さんが多い場合があんのに対し、ここはいわゆるオフィスビルなんで休日は休日、
一応利用者が居るかも知んないんで念のため居る、そんくらいのレベルの出勤となります。

まあ過去には“そういう日に限って何かが起こる”みたいなこともあったんで決してのほほんとはしてらんないけども、
僕は今、ノートPCを持ち込んで自分の仕事が出来る環境なんで、もちろんアルバイトの業務もしっかりしつつ、
出来るだけ自分の仕事も進めたいと思います。

そうそう、たまに重なる祝日の日、全くお客様が来ないとやたらに時間が過ぎんのが遅く、
これはこれで“苦痛なくらい空腹”ってな悩みもあり、
今朝それを思い出した僕は、コンビニに寄っておにぎりを2つ買って来ました(自宅で朝食摂ってから出勤)。
お昼にそれを食べんのがすんごい楽しみです。

それにしても、と思うんだけども、
僕はいよいよ来週金曜日から、過日研修を受けてた別の駐車場での勤務が始まんだけども、
その直前に、こうして今日と明日の2日間、祝日出勤による“休日みたいな出勤日”があり、
なんだかこれは、来週からの苦難な日々が始める前に少し楽をさせてやる、みたいな、神様からの警告(?)の様にも思えんだよね。

結局のところ研修は全部で4日間、合計8時間しか受けなかったんだけども、
僕が今まで経験して来た各所の駐車場、そのどれとも違う流れやルールがそこにはあり、尚且つ覚えなきゃいけないことが多い、
研修時間と対応スキルを身に付けんのに必要な時間が釣り合わない=勤まんのかどうか不安、という、
さあ来週から頑張るぞ、とはなかなかなんない状況なんだよね。

僕は今…ていうか研修が始まってからずっと、
教わったことを記録したメモ、それを見ながらまとめた書面、実際に体験したやり方、
んなんを繰り返し思い出しながら、役者さんがセリフ覚えるみたいに何度も何度も流れやポイントを書いて覚えてんだけども、
これも実際は“とて話”で、
イメトレだの書いて覚えるだのして多少の流れを覚えたとて、いざ実際の現場に入ったら、んじゃあ対応出来るかっていうと疑問、
つまりはどう考えても“実際に苦労を体験して覚えていく”をクリアしなきゃなんない、
そういう話だと思うんであります。

今、この静かな待機時間を過ごせてるってのはまさに“嵐の前の静けさ”であり、
なんちゅーか、今が楽な分、そん替わり来週の初日以降は思った以上に厳しいぞって警告されてる、
んな気がすんだよね。

これを言っちゃ情けなさMAXだけども、
僕も、60歳になってまた新しいことを色々詰め込まなきゃなんないってのがしんどかったし、
事実、若い頃に比べて記憶力も理解力も、そもそも気力すら完全に低下してて、んなん昔なら出来てたのになあとか、
覚えたと思ってもあくる日には忘れちゃってるだとか、
むしろ自分では「もうちょっと出来ると思ってたのになあ」と落ち込むくらいのポンコツ具合で、
あらためてそれを知らされるってこと自体がまた、余計自信を無くしていくことになんのです。

悲しいんは自分なりにすんごい頑張った、真面目に向き合おうとしたってのに出来が芳しくないってことで、
自信が持てないってことはまだまだ不安を抱えてるってことで、てことはそんだけ自分は能力がないってこと、
それを自分自身で再認識させられるってのがもー、ホントに凹むんだよね。

ただね、僕はこういう時、空手をやって来てホントに良かったなあって思うんだよね。
空手は格闘技なんで、悪い言い方をすれば素手で人が殺せるくらいの“技術”を習得する、事実としてこれはあんだけども、
僕が今、ホントに有難いなあと思うんは空手で得られた“精神”の方、
具体的に言えば“自分に降り掛かる苦を悪いことだと捉えない”ってことで、お前に降り掛かる苦労はお前を成長させるためのものだ、
出来る出来ないは別として、少なくともそう解釈出来る、そう解釈するっていう側面を知っている、
これを得られたんはホントに宝だったなあと思うんであります。

素手で石を割るまで山を下りない、そう決めて山籠もりを続けた『空手バカ一代』の主人公。
石を素手で割ることが出来たとして、それが何になるの?そのためにわざわざ自分から苦労(どころじゃないけど)するってバカなの?

でもそこに意味を見出して、痛くて苦しい道を敢えて選んで経験したその先には、
バカなんじゃないのと言われても他人が経験しようとしないことを経験した人にしか知り得ない世界がある、
僕にとってはそれが、嫌なこと、苦しいこと、痛いことをマイナスだと思わない…という考え方を知っているってことなんだと思います。

あ〜行きたくない〜っ
絶対おろおろすんぞ。知らんぞ。




んじゃまた明日!
2024年05月02日
春季ドラマ考


またしてもこの季節がやって来ました。春季ドラマのシーズンなのでございます。

4月からのオンエアー、そっから1カ月経過したんで、僕が観始めたドラマも全部で11作品となりました。て11はさすがに多いぞ。
毎期毎期「なんでんなことに苦心しなきゃなんないのさ」と苦渋のあの作業、
僕はまた、こっから“断腸の思いで観んのを諦める”約5作品を選出しなきゃなんないんであります。
ていうか出来れば5作品と言わず、6作品、7作品とたくさん諦めたいんであります。観んの大変なんで。

『アンメット ある脳外科医の日記』
『ブルーモーメント』
『Believe〜君にかける橋〜』
『Re:リベンジ〜欲望の果てに〜』
『約束〜16年目の真実〜』
『ダブルチート 偽りの警察官 Season1』
『イップス』
『花咲舞が黙ってない』
『アンチヒーロー』
『ミス・ターゲット』
『ACMA:GAME アクマゲーム』

上記ドラマは多いもんで4話くらいまで進んでんだけども、
今期僕が観始めたドラマは、毎回一つか二つはあるはずの、第一話で「はい削除っ」となった作品はなく、
一応今んとこ上記11作品は観続けております。

でももうそろそろどっかで見切りを付けて、無理くりにでも継続すんのをやめて、何とか5作品くらいまでには絞り込みたい、
ホントは全部観たいけども、苦渋の決断でそれをしなきゃいけないんだよね。

さて、今んとこ観続けてる上記11作品、まずは「これは外せない」と思ってる作品から選出していきたいと思います(現時点で)。

『アンメット ある脳外科医の日記』
一日経つと短期記憶が消えてしまうという脳外科医のお話で、超演技派女優の杉咲花さんがその役を演じてらっしゃいます。
短期記憶が消えてしまうという症状は実際に存在し、
家中の其処此処にメモや付箋を貼り、このドラマの様にノートにびっしりと起こった全てを記録する、
僕はかつて、記憶が消える症状に悩まされつつも前向きに生きる、実在する女性のドキュメンタリーを観たことがありました。

そのせいか僕は、このドラマにある種のリアルを感じており、尚且つ杉咲花さん、若葉竜也さんの高い演技力にも魅了されてんので、
この作品はきっと最後まで見届けんじゃないかと思います。

『Believe〜君にかける橋〜』
主人公がいきなり刑務所に入れられるってなとっから始まったこのドラマ。
ラブストーリーでもない、推理モノでもない、サスペンスとも違う、いわば“ドキドキしながら先行きを見守る”ドラマかなと思います。
初めに何が起きたんかが提示されて、その先がどうなっていくかが物語の主軸となる、僕の大好物“倒叙モノ”に近い展開、
こりゃ観ない訳にはいきません。

『約束〜16年目の真実〜』
あんま期待してなかった、でも観始めたら意外に面白かった、個人的にはそう思いました。
中村アンさんがシリアスな役を演じてらっしゃって、それが新鮮ってのもあるし、
真犯人は誰なのか、をドラマの進行と共に推理していく“考察系”、これも先が気になるドラマです。

『ダブルチート 偽りの警察官 Season1』
近年結構増えて来た詐欺師が主人公のドラマ、主演は向井理さんです。
本来法に準じなきゃいけないはずの警察官が実は詐欺師ってな設定で、創作ならではのお話です。
創作だと思って観ると、単純にストーリー展開のみを楽しむことが出来て、悪がやり込めらる爽快感もあり、
これは観続けたいなあと思ってます。

『アンチヒーロー』
さすが期待を裏切らない日曜劇場、今回も第一話から視聴者を惹き付け、視聴率も好スタートだったとか。
このドラマも若干『ダブルチート 偽りの警察官 Season1』に似て「んな弁護士いるかっ」な設定、
裁判に勝つことだけを目的に、改ざんも偽装も、恐喝まがいの捏造も、何でもアリな弁護士を長谷川博之さんが演じてらっしゃいます。
その対比として、弁護士としての正義を貫きたいと奔走する、北村拓海さん演ずる若い弁護士も居り、
対立する二人の姿勢によって“ヒーロー”と“アンチヒーロー”の在りようを考えさせられる、んなドラマなんじゃないかと思います。

で、
反対に「これはもう諦めようかな」と薄々考えてんのは、
『ブルーモーメント』
『Re:リベンジ〜欲望の果てに〜』
『ミス・ターゲット』
『ACMA:GAME アクマゲーム』
この4作品で、
どうしよかなと迷ってんのが、
『イップス』
『花咲舞が黙ってない』の2作品となってます。

『ブルーモーメント』はいわゆる職業モノで、気象や災害をテーマにしたんは斬新だと思うんだけども、如何せん緊迫感が感じらんない、、
『Re:リベンジ〜欲望の果てに〜』『ACMA:GAME アクマゲーム』も途中までは面白かったんだけども、どうしてもお話が見えちゃう、
『ミス・ターゲット』は、まずラブストーリーだし、これも「こういうお話なのね」と見えちゃうんが残念、
『イップス』は“倒叙モノ”ってな振れ込みで期待したんだけども、やっぱコロンボや古畑には及ばない感じがする、
『花咲舞が黙ってない』は面白いんだけども、どうしても杏さんのイメージがあって比べちゃう(今田美桜さんもぴったりだとは思います)、
無理くりにでも諦めなきゃいけないとなれば、今んとここの6作品が候補です。

諦めようと思ってるドラマでも、好きな俳優さんや女優さんが出演されてたりして「観るだけでも観たいなあ」なんて思う、
松本まりかさんが明るい役をされてんのも魅力的だと思うんだけども、時間的制約在りきのことなんで仕方がない、
そう自分に言い聞かせて、そろそろ決断しなきゃな、と思ってます。

あー『花咲舞が黙ってない』の山本耕史さんも面白くて捨て難いんだよなあ…。



んじゃまた明日!
2024年05月01日
Pさんの“奇行”


アルバイト先での僕は、接客業として必要な文言については他の誰よりも大きな声で、極力明るく発する様にしてんだけども、
そん替わり…替わりじゃないか、その反面、いわゆる世間話的なもんは一切しないんだよね。


その上大抵なんかかんか考えてんので急に話し掛けられるとその話し掛けられた言葉を逃したとっからスタートする、
ために何のお話を返事として返せば良いのか解かんなくなり、結局“雑談が苦手”となんのであります。
おまけに“顔が恐い(上司・談)”ってな“評判(?)”もあり、
色んな意味で「結局話し掛けない方が無難だ」と思っちゃうんだよね。

でね、
僕自体んな様子なのに、ホントに不思議だなあって思うんは、
僕らスタッフへのちょっとしたクレームぽいことを、何故か皆さん僕に言ってくんだよね。
普段愛想が良くてよく雑談してるってんなら、そういう流れで「そう言えばねえ…」なんて話し易いと思うんだけども、
ある意味ムスッとして見える僕には、ましてクレームなんて絶対言い難いんじゃないかって思うんであります。

先週も、27日付『正直日記』でお話したPさんについて、
あるテナントさんから「あの人相当どんくさいねぇ。さすがにイライラしちゃうよ」と言われ、
同じスタッフとして僕が謝る羽目となりました。

多分、スタッフの誰かに言えばその人から上司に話が行って何らかの改善が施される、そう思われてのことかと思うけども、
正直、それを伝えんのがまた精神的にしんどいってのもあって、内心「俺に言わないでよ〜」って思っちゃうんだよね。
まあ仕事上必要なことなんで一応上司には伝えましたけども。

因みに、なんだけども、
過日の『正直日記』でもお話した様に、
最終的には自分が困ることになんので、全部じゃなくて良い、最低限こんくらいは記憶した方が良いですよ、
そう数人からアドバイスを受けても、Pさんは返事はするけどそれを覚えようという努力…ていうか行為をしない、
せめて誰々さんが乗る車は○○番だってのを、何十人じゃなくて良いから数人程度は覚えましょうよと言っても未だに覚えてない、
前述のPさんへのクレームは結局「出庫までの時間が異常に長い」ってことで、
顔と車と番号を紐付けして覚えれば自分も楽なのに、それを絶対にしないんだよね。

や、ホントになんでそうしないのってのは、今や現場での謎となって語り継がれてんのであります。

で、そのPさんなんだけども、
つい先日、ちょっと怖い…怖いというか、「いやそういうことじゃなくて」とホントに懇々と話して納得させたい、
そう思う様な案件がありました。

過日『正直日記』でもお話したんだけども、
Pさんは駐車場管理の仕事上、絶対にやっちゃいけない“その車が何番のパレットに入っているかを間違える”ってなミスを、
寄りにもよって僕のシフトん時にやらかした、んな経緯がありました(誰のシフトでもやっちゃいけないけど)。

僕は、
これはPさんを恨むとか叱るとかじゃなく、こういうミスだけは絶対にしちゃいけないってことを、
(Pさんには他の人も“くれぐれも”と話してんだけど)出来得る限り優しく丁寧に、再々再々再々度言い聞かせて、
最後に「これをされた人にとっては脂汗が出るくらい焦る案件」ってことも伝えたんだよね。
そういう時のPさんは、何度も「すみません」を繰り返し、心底謝ってる様に見えんだけども結局行動には表れず、
大抵また同じミスをすんので、くどいくらい言い聞かせたんであります。

んなことがあって数日後。
僕のシフトの後にPさんが入るってな日がまた巡って来て、その日もPさんはやって来ました。

次に入る人ってのは、ロッカーがある奥の部屋に入って諸々準備(タイムカード押すとかね)すんだけども、
何故かPさんは僕の後ろに止まったまましばらく動かず、
程なくして「山田さんに…」とすんごい小さな声で言いながら、何やら包みを差し出して来ました。

差し入れみたいな感じで「これ皆さんで食べて下さい」はたまにあんので、僕はそれだろうと思って確認したら、
「いや、山田さんに…」
どうやら僕への個人的な贈り物だったらしいんだよね。
へ?なんでなんでなんで?こわいこわいこわいと思った僕は、とにかくその理由を聞いてみました。

「この間迷惑かけたので…」
要は、Pさんのミスが僕に降り掛かったんで、その謝罪として包みを持って来た、とのことでした(中身は海苔の詰め合わせ)。

(え〜っとそういうことじゃなくて…。同じこと繰り返さない工夫をするって方向に行くべきなんじゃ…)
僕は心ん中でそう思いながら、でもそれをぐっと堪えて変な笑顔を浮かべ、
「個人的にこういう物はアレだと思うので“皆さんへ”として置いて置いたら如何ですか?」
そう告げました。

Pさんはどうやら、自分のミスで迷惑掛けた→次回からはそうなんない様に努力しよう、じゃなく、
自分のミスで迷惑掛けた→あの人怒ってる、どうしよう→そうだ贈り物して許してもらおう…んな思考なんじゃないかと思います。

因みにPさん、その包みを結局持ち帰った模様でした。

若干恐いと思うんは僕だけでしょーか…。



んじゃまた明日!


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